不倫サレて自由になった私と、執着して地獄に留まり続けるサレ妻

私は自分がサレたとき、そこまで相手の女性を恨むことはなく、夫の浅はかさや自分の見る目がなかったことを恨みました。しばらくは相当落ち込みましたが、前向きに歩き始めました。

しかし自分がシタ妻側を経験し、サレ妻の執念と恐ろしさに驚愕しました。

復讐することだけに躍起になり、その場から歩みだすことをせず、好んでとどまり続ける。
自ら辛い思い出を呼び起こしては、復讐を胸に誓う。

一度きりの人生なのに、「一度きりの人生を壊された」と怒って進まない。

あなたはいつまでそうしているんですか。

この記事の作者

こんにちは。BETTYです。私は過去に、不倫をされたことも、自分がしたこともあります。された時は、幼い子供を3人抱えながら、一人で生きていく決意をし、弁護士に相談し離婚の準備と交渉を進めていましたが、最終的には心が疲れてしまい、断念しました。その後心の隙間に入ってきた年下男性と関係を持ち、次第に深みにはまっていきます。今思えば、完全に依存状態。相手の妻にバレるのも時間の問題でした。そして妻は精神疾患持ちであることが判明。泥沼の訴訟、脅迫へと発展し、不倫相手には裏切られ、地獄の経験をすることに。その時に思っていた「誰か助けて」という思い。自分のしたことの代償であり、本当に申し訳ないことをして反省しましたが、正直ここまでなるかととても辛かったです。事実、不倫は人の人生を変えてしまいます。同じような思いをしている誰かを助けたいと思い、ブログを書いています。

ベティ

私の経験も少しずつお話ししていきますね。

本サイトの内容は、不倫行為を助長するものではありません。また、不倫行為に関する法律やリスクについては筆者の経験や調査に基づく情報提供を目的としたものであり、法的な保証をするものではありません。より具体的な法的アドバイスが必要な場合は、専門家(弁護士等)にご相談ください。

目次

「裏切られた日に、私が思ったこと」

夫の不倫が発覚した時、私はスーパーのフードコートにいて、子どもにアイスを食べさせながら平然を装っていましたが、自然にこぼれてくる涙を止めることはできませんでした。

怒り、悲しみ、絶望。
たしかにそんな感情は押し寄せたけれど、どこかで冷静な自分が、静かに問いかけていました。

──「で、私はここからどうする?」
泣きながら、私は心の奥で決めたのです。

こんなことで、私の人生を壊させない。

──私は、これを利用してやる。
──この状況をチャンスにしてやる。絶対に無駄にはしない。

確かに傷ついたけど、だんだんに私は、すべてを「糧」に変える覚悟をしました。
痛みも、怒りも、恥も、全部ひっくるめて。

今思えば傷ついた自分を立ち直らせるための防衛反応だったのかなと思います。

そんな強がりでも言わないと、自分が崩れてしまいそうだっただけかもしれません。

夫から取れる慰謝料取って、養育費もできるだけ高めに設定してやる!

家のローンも払わせるようにできないかな?

子供とも笑顔で楽しく過ごせそう。親も気軽に呼べるようになるし。

節約も夫がいなければもっとはかどるかな?

などと、自分に都合よく考えていました。シングルとしてい生きていく自分に希望を持ち始めていました。

ベティ

経済的に自立しているからできる決断だったとも思います。
そのあたりも、サポートしていきたいと思っています。

とはいえ、結局は離婚を断念し、満たされない部分があって、自分も不貞行為に走ることになるのですが。

そういう意味ではとても弱かったです。こんなセンシティブな内容なのに周りにもたくさん話してしまってました。今思えば荒れ狂っていましたね^^;

ただ、いろんな経験を通してきた今断言できます。
視点を変えれば、人はどんな絶望からでも立ち上がれる。

地獄にとどまり続けるサレ妻たち

私は、自分が不倫された側だったとき、
世の中の「サレ妻たち」の本当の怖さを、まだ知りませんでした。

でも、その後。
いろんな事情があって、私自身が「シタ妻」という立場になったとき、
初めて、その恐ろしさを体験することになったんです。

旧ツイッター──今のXですが、
そこでは、信じられないような脅迫や誹謗中傷が、平気で行われていました。

たとえば、
「お前の人生を終わらせてやる」
「コロしてやる」
「家族を引き裂いてやる」

そんな直接的な脅しの言葉もありました。

のり丸

え?普通に脅迫じゃない?怖すぎる

ベティ

はい。脅迫罪にあたります。やろうと思えば賠償請求もできますね。

のり丸

そんなリスクをおかしてまで叫ぶサレ妻の執念…。

「お前の社員番号ゲットしたよ♡いつも見張ってるよ」
「今日もお前のでかい尻を背後から拝みましたよ。」
「ブスのSNS解明した!」

なんていう、何がしたいのかわからないストーカーじみたものも。

名前をにおわせる投稿、家族構成や職場をばらすような投稿、
子供の学校にまで迷惑をかけようとする動きもありました。

しかも、それに対して、
たくさんの「サレ妻フォロワーたち」が、「よくやった!」「もっとやれ!」と応援していたんです。

そして多かったのは、不倫女の見た目を中傷する内容。みんな揃って「ブス」と言っていました。
ただただ、「この人たちは、何がしたいんだろう」って、悲しくなりました。

一度きりの人生を壊されたと怒り狂う人

さらに、

  • 不倫相手の写真をバレないように加工しつつもちょっとずつアップする人
  • 不倫相手の職場に、毎日のように通って、その報告をしている人
  • 夫へのお弁当に唾を吐き続ける人

見るとそんなサレ妻たちが、SNS上にひしめいていました。

もちろん、裏切られた側の痛みは、計り知れないものです。
私も、よくわかっています。

でも、毎日、過去の出来事を引っ張り出しては、自分の心に塩を塗るように生きることが、
本当にあなたたちの望んでいることなんですか?と、私は思ってしまいます。

裏切られた悲しみを、怒りに変え、怒りを生きがいにしてしまったら、
一番苦しむのは、結局、自分自身だと思うんです。

何年も前の出来事を毎日思い出して、そのたびに、心に新しい傷を作って。

私は、あの異常な空間の中で、はっきりと感じました。

「このままでは、きっと何も変わらない。」

だから私は、強く伝えたいんです。

「あなた自身を、あなたが一番苦しめないでほしい。」

立ち止まったままの時間を、
どうか、もう手放してほしい。

あなたの人生は、怒りや復讐のためだけにあるんじゃない。
もっと大切なものが、必ずあるはずだから。

男は浮気する生き物だという視点

よく言われることですが、断言します。男は浮気する生き物だということを。

夫の不倫が発覚したとき、
最初は、「どうして私が…」って思いました。

でも、その後しばらくして、私はふと気づいたんです。

職場でも、外でも、なぜか急に、男の人たちから優しくされるようになりました。
スキのある女に男性は寄ってきます。

「この人は絶対に浮気なんてしない」
みんなからそんなふうに言われているような人でさえ、私は陰で、少しデレデレした態度を見せたり、
さりげなく誘ってきたりすることがありました。

ああ、この人も、あの人も、
みんな、表面ではちゃんと生きてるふりをしているけれど、
内側ではやっぱり、エロスという本能を抱えているんだなって、

そして、これもよく言われていることではあるけど、確信しました。

──男という生き物は、「愛」と「性的欲求」が別物なんだって。

世の中には溢れるように大人向けコンテンツが存在していて、大きな市場となっています。
誰もそれを特別なことだと思っていません。

愛している妻がいても、性的な欲求はまた別物。

それが、男という生き物の、ある意味とてもリアルな姿なんだと思います。

ギュム美

既婚男性の51.9%、既婚女性の24.7%に
不倫経験があるという調査結果があるのよ!

だから、夫が浮気をしたとき、
それを「私が選ばれなかったからだ」とか、
「私が女性としてダメだったからだ」とか、
そんなふうに、自分を責める必要はないんです。

あなたがダメだったわけじゃない。
あなたが魅力的じゃなかったわけでもない。

単に、男の本能と、あなた自身の価値は、まったく別の話なんです。

むしろ、
復讐心に満ち満ちた妻を夫はどう思うのか。

もしあなたが、裏切られた怒りだけに燃え続け、
復讐心に飲み込まれてしまったら。

夫は、どう思うでしょうか。

きっと、ますます気持ちは離れてしまいます。

「こわいな」
「もう関わりたくないな」
「こんな人だったのか」

そんなふうに、心を閉ざしてしまうかもしれません。

もちろん、裏切られたことは許す必要なんてないし、怒ることも、悲しむことも、当然のことです。
夫になんかもう愛されなくてもいいと思うかもしれませんが。

でも、
もしあなたがもう一度、自分自身を取り戻したいなら。

まずは、
男の現実を知ること。

この視点を持つことで、
「自分は大切な存在だ」ということを、
もう一度、自分自身に思い出させてあげること。

それが、
きっと、未来への一歩になるはずだと私は思っています。

あなたは、どちらを選ぶ?

裏切られたことは、消せません。
傷ついた事実も、なかったことにはできません。

でも、これからどう生きるかは、
今この瞬間のあなたが、自由に選ぶことができます。

怒りにしがみつき、
過去に囚われたまま生きる道も、確かにあると思います。

「許せない」
そんなふうに思ってしまう夜も、私にもありました。

でも、
その怒りや悲しみをずっと手放さずにいることは、
結局、一番自分を苦しめる道なんじゃないかな、と私は思うんです。

仕返ししたところで、自分に跳ね返ってくるものもあると思います。
いくら苦しめても、相手だってまた立ち直ると思いますよ。

──私は、ずっとこの場所にとどまっていたいの?
──それとも、自分の未来を選び直したいの?

誰かに裏切られたことと、
自分の未来を諦めることは、別の問題です。

「こんな目にあった私なんてもうだめだ」って、
自分で自分を見限る必要なんて、本当にないんです。

むしろ、
一度地獄を見たからこそ、
そこから抜け出した先には、
きっと今まで知らなかった強さや優しさに、出会えるはずだから。

あなたは、どちらを選びますか?

過去にしがみつきながら、心をすり減らして生きる道。
それとも、傷を抱えたままでも、自分の未来を取り戻す道。

答えは、あなたの中にしかありません。

でも私は、心から願っています。

あなたが、
あなた自身の人生を、もう一度、愛せますように。

そして、
裏切られたことに人生を壊されるのではなく、
その経験さえも、未来の力に変えられますように。

私は、そんなあなたを、心から応援しています。

痛みは力に変えられる

ここまで読んでくださったあなたへ。

裏切られる痛みも、
誰かに傷つけられる悲しみも、
きっと、言葉にならないほどつらいものだったと思います。

私もそうでした。

あの日、世界が一瞬で崩れたような気がして、
自分なんて、もう二度と笑えないんじゃないかって、
そんなふうに思った夜も、たくさんありました。

でも、それでも。

私は、あの日流した涙を、
少しずつ、少しずつ、自分の力に変えてきました。

無理に強くなろうとしなくてもいいと思います。
無理に許そうとしなくても、忘れようとしなくても、いいんです。

ただ、
あなた自身を、これ以上誰にも傷つけさせないって、
あなた自身を、もう一度、大事にしてあげてほしい。

痛みを知ったあなたには、
きっと、痛みを知らなかったころよりもずっと、
人にやさしくなれる強さがあります。

裏切りを知ったあなたには、
きっと、どんな絶望の中でも希望を探せる力があります。

だから、大丈夫です。

あなたの人生は、
まだこれから、
何度だって、選び直すことができるから。

私もまだ、道の途中です。

ときどき立ち止まったり、
泣きたくなる夜があったり、
そんなふうに、うまくいかない日もたくさんあります。

それでも私は、
自分の足で、未来に向かって歩いていきたいと思っています。

あなたも、どうか、
あなた自身のために、
小さな一歩を踏み出してみてくださいね。

痛みは、必ず、力に変わります。

そして、
あなたの人生は、あなた自身の手で、
ちゃんと取り戻すことができます。

このブログが、
その一歩のお手伝いになれたら、うれしいです。

まとめ

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